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Book Review No.12

『ゴールデンスランバー』 伊坂幸太郎 著



伊坂幸太郎氏による久々の超大作。

こいつがやっぱり面白い!

『アヒルと鴨のコインロッカー』

『陽気なギャングが地球を回す』

など、映画化された作品をはじめ、

『死神の精度』

『フィッシュライフ』

『重力ピエロ』

『チルドレン』

と、伊坂ミステリーはほとんど読んだが、いつもハマる。



今回もハマった。w

この人の作品の凄いところは「時間の構成力」

時系列に物語を綴るのではなく、様々な伏線を張るべくストーリーを前後させる。

しかも読者が混乱しない程度に。(たまに混乱するが。w)

複数の絡み合った伏線がやがて一筋のエンディングへ結びついていく、

その過程がたまらなく面白い。



そして「巧みな言葉遣い」

言葉の一節一節に含みがあり、ウィットに富んでいる。

同じ言語を操るとは思えないほどの豊かさを感じる。

これほどのボキャブラリーがホント羨ましいよ。w


今回の作品は“首相暗殺”の濡れ衣を着せられた主人公の逃走劇と、

複雑に絡まりあう人間関係を描いた娯楽ミステリー小説。

まぁこの発想自体凄いよね。

安穏とした日本では無い発想だ。

〝オズワルド〟にされた主人公が、見えない敵からひたすら逃走していく。

展開は常にスリリングで読んでいる者を飽きさせない。

そして、衝撃のエンディング。。。



おすぎか。w


次回作品も楽しみですshine



勝手にブックミシュラン…★★★★★

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